再婚.jpと管理人について
再婚.jpと管理人はこうして出会った
管理人は「再婚.jp」を離婚後すぐに見つけました。
再婚をすぐにしたかった、という訳ではなく、離婚に至る過程で結構心身ともに疲弊していた管理人は、とにかく「同じ経験をした人と話したい」という一心で離婚経験者が集まるコミュニティを見つけては参加をしていたのです。
アメリカなど、欧米ではアルコール依存症やDV経験者、麻薬常習者、そして勿論離婚経験者まで、自分ひとりで抱えきれない悩みを持っている人間が集まるグループMTGが至るところで開催されていますが、日本ではまだまだそんなものがないようで、とにかく「経験を共有」できる人間、「話の通じる人間」を求めていた時期です。
そんな時に出会った「再婚.jp」は管理人にとっては正に砂漠のオアシス。本当に「ホッ」とした事を覚えています。
参加にあたって一番気になっていたのは「費用」です。
ですが、交際成立時に限り1,500円の負担という事だったので、社会人にとっては特に大きな負担でもありません。「良心的なんだ」と特に抵抗もなく参加をしました。
これが管理人の「再婚.jp」の始まりです。
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最初は自分からメールを出した
何せ、誰もが離婚経験者な訳ですから、自分の傷の事も理解してくれるに違いない、他の人の話も是非聞いてみたい、他所の離婚はどんな形で進んだのだろうか。
そういった気持ちで、参加したので、最初は「年齢が近い」「居住地が近い」「子供がいない」といった自分に近い条件の人を探してはとにかくメールを出していました。
ちなみに、メールをとにかく出したといっても、流石に「星3つ」とかでは失礼だと思い、メールを送るのは1日1通だけ。常にハートは5個での送信にしました。
これは、正直「当たり前」だと思っていたのですが、結構そう思わない人が多いみたいで、自分に「☆無し」とかが普通に届くのは驚きました。
世の中には色んな人がいるんだな、と色々と勉強させてもらえたと思います。
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メール交際が成立してからの色んな出来事
管理人は運が良かったのか、比較的沢山のメール交際が成立しました。
それについては素直に嬉しかったのですが、「交際」だからといって顔も名前も知らない状態ですから決して「交際」ではない訳です。はっきりいってそこからお互いを知る為の会話が始まります。
ここからが中々の苦難の連続でした(笑
まず、メールが全く返信されない。されても1〜2通で終わる。
返事のテンポが余りに遅く、2〜3日なんてのも結構ある。
メールの内容が1〜2行でとても簡潔。
「再婚.jpメール」というシステム上でのメールでのやり取りなので、結構手間。
こんな感じで、正直コミュニケーションをしているという感覚になれないケースが沢山ありました。
「この人はどうしてメール交際をOKしたのだろうか?」
なんて本当に悩んだ事もありました。
あの時は「離婚して色んな傷を負い、色んな人に感謝し、ご縁を感じている人ばかりなんだ」という自分と同じ感覚を相手に求めていたのでしょうね(笑
「メール交際」が成立しても、そこから「再婚.jp」は険しい道が始まったのです。
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自分と同じ境遇の人と出会い、トコトン話し合う
どうにもこうにもコミュニケーションが成立しない中、とある女性と出会います。
「自分と離婚に至る過程が殆ど同じ」
という何とも不思議な縁を感じる女性でした。
先方も同じ事を感じていたそうで、僕のメール交際の申し込みを受けてくれ、そのままメール交際へと発展。
相手の女性はまだ離婚の傷跡が癒えておらず「アルバイトをしながらの生活+子供がいない」だったので時間があったのも幸いしたと思います。
比較的マメに連絡をし、すぐに電話で話をし、住んでいるところもそれほど遠くなかったのでお会いする事になりました。
この女性との出会いがなければ、僕は離婚の傷をもっと長い間引き摺っていたと思います。
正直、「再婚.jp」において最も有難いな出会いだったと思います。
残念ながら、この女性とはお付き合いをするまでには至らなかったのですが、お互い前を向いて次のステップに進もうと前向きにお別れができました。
本当に今でも感謝をしています。
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改めて再婚.jpでパートナー探しをする
自分の過去を自分の中でしっかりと清算する事ができた後、プロフィールを一新して新たに「再婚.jp」を開始しました。
今までの内容は少し過去を引き摺ったものだったのですが、前を向きたいと思い、自分が素直に感じている事をそのままプロフィールにした感じです。
「この内容で繋がる人は、きっと少なからずご縁のある人だろう」
そう思って、「誰かと繋がれば嬉しいけど、繋がらないならそれもまた良し」と慌てない、急がない、といった感じで再スタートをしたわけです。
もう、この時点で気持ちは前に向いていたので、自分から申し込む事はなくなりました(笑 きっと、外に目が向き出したんでしょうね。
そんな僕のプロフィールを見て、数人の女性が交際メールを送ってくださいました。
とても素敵な女性で、心のこもったメールを送ってくださり、遠距離ながらメール交際が始まりました。その方ともお電話をし、直接お会いし、お互いに素敵な時間を過ごす事ができました。
ですが、やはり距離的な問題が一番ネックとなり、再婚には至りませんでした。
でも、やはりその女性には感謝していますし、絶対に幸せになってもらいたいと思っています。
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徐々に「おや?」と思うことが増えてきた。
この頃には自分の中での余裕も大分生まれ、結構冷静に「再婚.jp」を見ていたと思います。
最初は「離婚した自分にはこの場所で無いともう駄目だ」みたいな変な悲壮感があったのですが、この時には既に「子供もいないし、慰謝料がある訳でもないし、縁があればその時に相手と出会うだろう」と誰かに側にいて欲しい、話を聞いて欲しい、といった心細さもなくなっていました。
その状態で「再婚.jp」を活用していると、以前とは全く違う見え方をするようになりました。これには我ながらビックリです。
それだけ以前は「出会い」を求めていたのかもしれません。離婚によって隣に人がいたのが急に一人になった訳ですから、それだけ弱っていたのだと思います。
さて、それからの管理人は「う〜ん・・・」と感じるメール交際が結構ありました。この時点でもう完全に自分から申し込む事はしていません。全て女性から申し込んで頂けたメール交際ばかりです。
「1,500円を負担してまで選んでくださったんだから」
と、自分が申し込んだ場合に比べて「テンポの早い」交際を期待していたのですが・・・・・・
実際は中々そううまくはいきません。
- メールが1〜2行で感情が全く篭っていないのがわかる内容(笑
- あからさまにペースが落ちていくメール。
- メール交際をしていても、毎日のように「再婚.jp」にアクセスをするマルチ活動(※休止にする人は本当に稀)
これらの状況が続くにつれて、「ああ、今までお会いした女性は本当に素敵な方だったんだなぁ。。。」と改めて感じたと同時に「結構、女性も節操のない人が多いんだなぁ・・・」と「離婚を経験した人間観、女性観」が徐々に変わっていきました。
- 「離婚を経験した = 人とのご縁の大切さを痛感した」
- 「離婚を経験した = 周囲の人への感謝を痛感した」
- 「離婚を経験した = 相手に対する気遣い、思いやりの大切さを実感した」
等の、良くも悪くも「人間関係」というものを学んだ人ばかりだと勝手に思っていました。何故なら自分がそうだったからです。
ですが、「再婚.jp」で最近出会う人はどうにも理解しがたい行動を取る人ばかり。
「一体、この人は離婚から何を学んだんだろう・・・」
本気でそんな事を感じていました。プロフィールの【学んだ事・大切だと思ったこと】に「話し合う事」「互いを思いやること」「気配り」といった項目を書いている人程、そういうタイプの人が多かった気がします(笑
そういった「理解不能」なメール交際の中、ふと気付いた事がありました。
「ああ、この人達は ”母親” として ”父親” を探しているのかもしれない」
父親になっていない自分が気付けなかった点、それは相手の多くが「女性」であると同時に「母親」であるということ。そして、多くの方が「女性」である事よりも、愛するわが子の「将来」を心配して「再婚.jp」で活動をしているということ。
つまり、「自分との相性よりも、子供(と自分?)の将来保証」が優先されているのです。
これは、実際にメール交際した人達に聞きまくった答えなので、間違いないと思います。 ※「まずはお互いが好きにならないと」と答えてくれた人は稀。
極論すれば、そういった方達は管理人の年収から検索をしてメール交際を申し込んでいたのです(笑
管理人はまず、「男と女」でお互いを必要と出来るかが大切で、その次に「子供さんとうまくいくか」を知ろうとしていました。
ですが、相手の女性は「自分と子供を、少なくとも子供が成人するまで養ってくれるかどうか」で判断をしていたようなのです。
そういう意味では良くも悪くも「人」の部分は優先順位が低かったのかな〜と今は思います。勿論、本人は否定していますが、相手である管理人からすると、明らかに「いや、違うやん」と言いたくなるような感じだったのです(笑
「再婚.jp」ではパートナーは見つからないかな、と思った瞬間でした。
でも、それは「母親」として当たり前の行動であり、感情なのかもしれないな、とも思いました。
だから、管理人はこう強く感じました。
「ここは『ステップファミリー』の出会いを求める場所なんだ」
これは、自信をもって断言できます。
お互いに子供がおり、お互いが果たすべき「父親」と「母親」の役割をしっかり認識している「ギブ&テイク」ができる男女が、「求めていた家族」を作るために話し合い、折り合いがつけば「再婚」となるのだと。
何だか自分の中で納得がいった時点で、自分は「再婚.jp」は卒業かな、と思いました(笑
とはいえ、色々と勉強になるかなと思って今もたまに顔を出したりしているんですけどね(笑
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最後に思うこと
管理人が最後に思う「再婚.jp」の結論なのですが・・・・・
「再婚.jp」で再婚相手を見つけるのは至難の業だと思います。
これは「再婚.jpの歩き方」の中で何度も出てくる内容になるのですが「サクラ」という立場の人間は少ないと思います。
ですが、問題は「サクラ」と大して変わらない行動を取る「人間」が思いのほか多いということです。
倫理観や常識というのは人それぞれですから何ともいえません。
ですが、ここはただの出会い系ではなく、それぞれが傷を負いながらも再出発を図ろうと集まった場所だと思います。
そういった前提を考えると、管理人としては「首を傾げざるを得ない」事をする人が多いな〜と感じました。
- 申し込みのハートが「無し」の人がいる → 下手な鉄砲じゃないんですから・・・
- メール交際をしてから、尻切れトンボになるメール。 → 単純に失礼だと思います(笑
- 本当に1〜2行だけの機械的なメール → これも失礼だと思います(笑
- メール交際中も普通に活動を継続する → これって片手間交際ってことですよね(笑
管理人は運が良かったようで、他のサイトで言われるような「サクラ」と思しき人達には出会いませんでした。「再婚.jp」も「サクラはいない」と保証をしていますので、いないのかもしれません。
ですが、繰り返しますが「サクラと同じ行動を取る人は多い」ので、ぶっちゃけ余り関係ない気もします(笑
離婚という辛くも学びの多い経験をしていて「これか」と。他人様のことですけど何だか悲しくなってしまいました。
やっぱり、顔も名前も知らない、今の今まで関わっていなかった人間が突然繋がる訳ですから、お互いへの気配りなんて無くて当然なのかもしれませんね。
管理人は縁が遠いからこそ、気配りや思いやりは大切だと思っていたので、これには本当に驚きました。
「ここまで縁をないがしろにする人達が多いのか」
これが、「再婚.jp」というより、その中にいる人達に感じた正直な気持ちです。(笑
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